MacBook ProでBootcampを使ってWindows Server 2016を動かすために発生した問題と解決するために行った事。日本語でまとまった情報がほとんど見つからず、ここまで調べるのに苦労したので、同じような事をしようとする方の役に立てば幸いです。

1. Bootcampアシスタントによるインストールが頓挫する

前提
  • Windowsの標準的なフォーマットであるFAT32には、1ファイル最大4GBという制限がある
  • BootcampがWindows用に確保した記憶領域はFAT32でフォーマットされている
原因
  • Windows Server 2016インストール用のISOには、1ファイル4GBを超えるファイルが含まれる
解決手順
  1. 別のWindows端末を用意する
  2. ISOファイルをWindows端末に置く
  3. ISOファイルからinstall.wimを取り出す
  4. install.wimをDismコマンドで分割する
    windows server 2016 via boot camp? – Apple Community
  5. 分割したファイル(install.swm, install2.swm)とinstall.wimを差し替えて、再ISO化する

2. 無線LANが使えない

原因
  1. そもそも「ワイヤレスLANサービス」の機能を追加していない
    # サーバ向けOSなのでインストールしただけで無線LANが使えるわけではない
  2. デバイスドライバーが入っていない
解決手順
  1. Thunderbolt – USBポートアダプタを用意する
  2. USBメモリを用意する
  3. 「ワイヤレスLANサービス」の機能を追加する
    # サーバーマネジャー > 役割と機能の追加 > 役割ベースまたは機能ベースのインストール > 機能 > ワイヤレスLANサービス > インストール
  4. 再起動をかけてmacOSを起動
    Boot Camp で Windows と macOS を切り替える – Apple サポート
  5. WindowsSupportフォルダをUSBメモリにコピーする
  6. 再起動をかけてWindowsを起動
  7. BroadcomWirelessWin8x64.exeを実行
    WindowsSupport > BootCamp > Drivers > Broadcom
  8. Apple Software Update「Bootcamp用Wi-Fiアップデート」をインストール
    Apple Software Update を使って Boot Camp における Wi-Fi の諸症状を解決する – Apple サポート

3. 英数かなキーが認識されない

原因
  • デバイスドライバーに異常がある
解決手順

# こちらのページを参照しました
BootCamp上のWindowsで「英数」「かな」キーが使用できない時の対処方法 – vintage blog

  1. 外付けキーボードを用意する
  2. AppleKeyboardInstaller64.exeからKeymagic64.infを取り出す
  3. Keymagic64.infを用いてデバイスマネージャーでApple Keyboardのデバイスドライバーを更新する
  4. 再起動
  5. 外付けキーボードを使用してログイン
    # Windows10ならスクリーンキーボードで済むところですが、Windows Serverはパスワード入力画面を出すために「Ctrl + Alt + Del」を押さなければならないので
  6. デバイスマネージャーでApple Keyboardのデバイスドライバーを削除する
  7. デバイスマネージャーで「ハードウェア変更のスキャン」を行う